アフリカ都市化の中にある一般住宅の構法変遷調査: ザンビア、ルサカの「コンパウンド」

摘要

コンパウンド住宅の壁に着目すると、焼成煉瓦や泥ブロック→土混CB→CBに変化してきており1970年代後半のUpgradingとSites&Servicesプログラムの際国際機関の居住改善によってソイルセメントブ口ックが導入された経緯と、2000年に近郊セメント工場の設備向上によってセメント生産量が85%アップした影響を反映したものと考えられそうであるが1980年代にも泥ブロックが利用されている要因解明や、取り壊しを含めた新築動向、地理条件•改善状況の異なる別コンパウンドとの比較、CBの原料となるセメント産業まで含めた建材産業状況把握などから確認を進める必要がある。