美濃加茂市中山道太田宿の住民の景観づくリ意向: 街並み景観計画に関する研究　その2

摘要

景観づくりに対する意向のまとめを図6に示す。アンケート調査で得られた現状評価と将来イメージの評価構造及び自由記述の分類に基づき、「歴史」、「自然」、「観光•生活」の3つに意見を分類した。現状評価と将来イメージの評価傾向及び自由記述の意見より、歴史に関して<宿場町として歴史文化を残しつつ、新しいものも取り入れた新旧の共存したまちにしたい>、自然に関して<遊歩道を有効に活用し、木曾川と太田宿が一体となるまちにしたい>、観光•生活に関して<住む人が住みやすく、訪れる人がまた来たいと思えるような観光•生活の共存したまちにしたい>という意向である。