構法からみた商品化住宅の社会的ィメージ ハウスメーカーのもたらす住宅のイメージに関する研究(2)

摘要

前編では、社会における住宅のイメージの一端を捉えることを目的に、私たちに大きな影響を与えていると考えられる住宅メーカーの商品化住宅を資料として、技術カタ口グからは構法の内容を整理し、商品化住宅のウェブサイトからは住宅ィメ一ジの言語表現を分析した。住宅の工業化に関する中心的な構法として、構造の形式に関する水準(構造部材、構造材料)、プレフアブに関する水準(プレファブの単位、プレフアブの仕上げの度合)があった。ウェブサイト上の言語表現は、外観、内観、部屋、壁など住宅の対象に関する内容とそれを修飾する属性に関する内容の2点より検討した。