オープンモールにおける行為・行動の視覚化による分析: 都市のパブリックスペースに関する研究　(その11)

摘要

以上のように、P.M法によって得られた行為別の嗜好空間について、それらが現れる位置ゃ規模などからモール内の特徴的な場所が抽出できた。特に、嗜好性の強い嗜好空間を行為別に視覚化することで、嗜好空間の成立する要件としてモールの位置や形状、街区割り等の既存市街地との関係などの都市的な要因から空地や装置の有無などの建築的な要因までが存在することがわかつた。