仲小路の心理評価を用いた分節化に関する研究: 秋田の中心市街地の歩行空間に関する研究　(その1)

摘要

B-1が良い印象B-2が悪い印象となったことから、B-2の重点的な開発が必要であり、やはり跡地の活用も重要であることが明らかになった。さらに、A-1が最も良い印象で、駅に近づくほど良い印象となったが、跡地の開発だけではA-2があることで駅と跡地をつなぐことができないため、A-1の雰囲気を参考にして、跡地に続く街路を構成していくことが必要であると考えられる。今後の課題は、季節による雰囲気の違いを調査することである。また、利用の仕方によって重要となる街路は変わってくるため、跡地に接している広小路、中央通の雰囲気の調査を行っていく。