病弱教育施設の現代化に関する建築計画的研究: ヨーロッパの事例調査

摘要

本研究の目的は、入院する児童生徒の教育を担う病弱教育施設、及び、それらの教育施設が設置されている各病院•小児病棟の実態を把握した上で、すべての入院する学齢児童生徒の継続的な教育環境を整備するための病弱教育施設の設置•計画•運営システムのあり方を求めることである。本研究は、平成14年度～平成15年度科学研究費補助金〔基盤(B)(2)〕「病弱教育施設の現代化に関する建築計画的研究」(課題番号14350328)(研究代表者:野村みどり)に基づいて実施された。