学校林とビオトープのある大学キャンパスのヒートアイランド緩和効果の評価 ―東京都市大学横浜キャンパスを事例としてー

摘要

高度に開発が進んでいる都市において大学キャンパス等の教育施設の緑化はまとまった規模の緑や水辺を創出でき,極めて重要である。屋上や敷地内を緑化する場合は,より温度低減効果の高い高木やグラウンドカバー植物を選択し,生物の棲家となるビオトープを広げて水と緑で都市を冷やすクールルーフ技術が求められる。