集約型コンパクトシティ形成に向けた都市拠点複合施設計画の方法論 北海道夕張市における都市再編研究　その14

摘要

地方小都市で集約型コンパクトシティ形成を進めるためには、分散した市街地と公共施設の集約化が求められる。公共施設集約には財政負担低減が目的の一つであるため、複合化を図り効率的な機能構成と運用を行う必要がある。それには、市民の理解が必要であるため、その利用についての市民の意向を計画に反映すべきである。本論では集約型コンパクトシティ形成に向けて、行政と市民と専門家が協働で進める、都市拠点複合施設計画のプロセスを構築することを目的とする。