平成18年度 拡散現象問題研究会 ワーキンググループの活動について

摘要

Diffusion Phenomena Research Working Group (DPR-WG) was established for the development of strategic plan toward the implementation of microgravity diffusion experiments. We report the activity of our working group in 2006.%微小重力環境を利用した拡散係数測定は、日欧を中心として、これまで数多くの微小重力実験が行われてきている。そのなかで、シァーセルなどの実験法がほぼ固まりつつあり、実験機会が獲得されればすぐに装置開発と実験の実施に取り掛かれる点が特徴である。今後、実験装置の小型化など実験機会の獲得へ向けた準備を進めるとともにァトラクティブな材料(共晶系、金属ガラス系、準結晶系など）の拡散係数測定を地上研究として充実させ、研究会の規模を徐々に大きくしていきたい。