evolution（進化）からinnovation（革新）へ“プロダクトアウト”から“マーケットイン”に発想を変える“innovation”を実現するファイバーレーザ溶接

摘要

「市場が成熟し、あらゆる商品が個性化·多様化への一途をたどる今日、商品の差別化戦略の重要なキーテクノロジーとなる精密板金加工技術の社会的役割は高まるばかりです。プレス加工による同一形状の量産体制では、もはや現在の消費社会のニーズに応える事ができなくなってきているのが現状ではないでしょうか。当社では、このような事象を想定し1973年、同業他社に先駆けてNCタレットパンチプレスを導入。1975年頃より、どこよりも早く多品種少量生産を手がけてまいりました」（㈱長崎工業Webサイトより）。同社は創業以来一貫して精密板金加工企業として歯科機械部品、産業機械カバー、OA機器部品、POSレジ、ATMなどの精密板金加工に寄与してきた。そして20代で実質的な2代目経営者に就任した長崎浩二社長は、多品種少量生産のパイオニアとしての誇りを胸に、常に精密板金技術の新しい可能性に挑んできた。受注した製品に最も適した素材の提案に始まり、デザイン·設計のアドバイスに至るまで、得意先の頼れるパートナーとして、産業界から必要とされる企業を目指している。