ユビキタス時代の組込み機器プラットフォーム「Visual Application Platform」

摘要

"ユビキタス時代の到来"で，映像処理機能を搭載し機器間で相互に映像をやりとりするアプリケーションの需要が増えてきている。 近い将来，多くの機器に映像通信がなくてはならない時代がやってくると考えられる。 Visual Application Platform （以下VAPと略す）は映像処理·音声処理·通信処理等の機能を持つ製品を開発するための組込み機器プラットフォームである。 テキサス·インスツルメンツ社（以下TIと略す）製Digital Signal Processor（以下DSPと略す）を映像処理·音声処理のコアとし，ハードウェア／ソフトウェアのIP （Intellectual Property：知的財産）で構成された共通プラットフォームをベースに，各アプリケーションに適したプラットフォームを提供する。