軽快さこそ、ホンダの流儀：「CR-Z」のデザイン·コンセプト

摘要

あえて「CR-Xの再来」とはいわないまでも、先の東京モーターショーでホンダ·ブースを飾ったコンセプトカー「CR-Z」（Compact Renaissance ZEROの略）は、どうやらホンダ·スポーツを愛して止まないファンの心の琴線に触れることに成功したようだ。 デザイン·スタディとはいえ、近い将来の量産化が期待されるこのモデルは如何にして造り上げられたのか。 CR-Zのデザインを担当した㈱本田技術研究所デザイン開発室第4ブロックの岩城慎クリエイティブ·チーフデザイナーに、デザイン·コンセプトの核となる部分を聞き出してみることにした。