Our Dream Cars (13)：メルセデス·ベンツ 450SLC 5.0－「WRCで勝つ！」が使命の豪華クーペ

摘要

たった1世代しか存在しなかったメルセデスSクラスのクーペ、SLC。 中でも1970年代の終わりに登場した450SLC5.0はダイムラー·ベンツ社がWRCに本格参戦するために用意した、初のホモロゲーション·モデルだった。 ラリーの分野においてメルセデス·ベンツは、そのブランドの持つタフなイメージをアピールするため、スプリント·ラリーよりも長距離ラリーに時おりエントリーしていた。 たとえば加年代のリエージュ-ローマ-リェージュ·マラソン·ラリーでは300SLが、60年代のリュージュ-ソフィア-リュージュでは230SL (W113)がエントリーしている。 その他、1960年のモンテカルロ、アクロポリスラリーにも出場、4ドア·セダンの220SEで総合優勝を果たし、モンテカルロでは何と1-2-3位を独占した。