エンジンルーム向け自動消火装置“フォグメーカー”の国内展開

摘要

バスラマ独自の情報網を活かして掲載する海外からのバス情報の中でも時折紹介されるようになってきたエンジンルームの自動消火装置·フォグメーカー。開発メーカーの所在するスウェーデンでは，都市間路線バスも貸切バスもシティバスにも自動消火装置の装着が義務化されている。国内ではジェイアールバス関東をはじめ西日本ジェイアールバス，ジェイアール四国バスの2階建てバスを中心に導入が進んでおり，各地のバス事業者の関心も高まっている。そのフォグメーカーを輸入·販売する防災設備メーカーのニチボウを率いる代表取締役の谷口健児氏に，国内導入の経緯，製品の特徴，現在の採用状況，今後の展望などをお聞きした。