リンパ腫診療におけるPET-CT

摘要

小リンパ球性リンパ腫，粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫を含む辺縁帯リンパ腫，菌状息 肉症など一部の組織型を除いて，ほとんどのリンパ 腫の組織型では一定以上の大きさの病変には FDG集積がみられ(FDG-avid), PET陽性となる. そのため，治療前の病期診断にPET-CTを用い ると，CTのみの場合と比べて，長径1cm以下の 小病変や,節外病変など，より多くの病変を見出す ことパでき，一部の患者では病期や治療法の変更につながる.