加速するか100Gbpsへの動き

摘要

OFC2007のWorkshopなどで100GbEの活発な議論が行われたことは記憶に新しい。 100Gbpsを実現する方式として、多重方式では20Gbps×5ch、25Gbps×4ch、10Gbps×10chなどが経済性、既存製品との連続性などの視点で議論された。 偏波多重で100Gbpsとしたり、シリアル100Gbpsとする研究機関も健在で、コアオプティクスやアルカテルールーセントなどがPDPで長距離伝送の成果を発表していた。 100Gbpsは、話題だけではなく、実際に必要とされる時期は近いのか。 OIFの会議で、Level3のCTO、Jack Waters氏は「100Gbpsが必要になる時期は極めて近い」と業界に開発促進を促している。 100Gbps以前に40Gbpsシステムの導入があるとするのがー般的だが、ネットワークプロセッサを開発しているチップベンダ、EZchipは40Gbpsをスキップして100Gbpsを狙う動きを見せている。 100Gbpsに向けた開発はどこまできているか。 EZchipは、来年にはサンプル出荷すると言う。