IE人生に悔はなし

摘要

私はこの4月2日で78歳になった。思い起こせば1956年，大学のキャンパスに，アメリカ留学を終えた日本BMの春日祐幸先輩が現れて，我々機械工学科の学生に，アメリカで勉強して来たIEの話をして下さった。私はなぜか「これだ」と思った。その瞬間に私のIIE人生が始まった。機械工学はそっちのけで朝から晩までIEのことを考え続け今に至った。週1回の春日ゼミに出席し，アメリカ文化センターの図書室に通い，誰も借り手がいないIEの本を読みあさった。