食品リサイクル法に基づく基本方針の見直しについて（中間とりまとめ（案）概要）

摘要

本とりまとめ（案）では，食品リサイクル小委員会におけるこれまでの検討結果を踏まえ，食品リサイクル制度の現状と課題，見直し方向を整理するとともに，今後の食品リサイクル制度のあるべき姿及び理念について触れ，「中間とりまとめ」としている．8月にパブリックコメントを募集，年内に最終とりまとめを行う予定．循環型社会形成推進基本法の理念に基づき，廃棄物の発生を抑制するとともに資源の循環的な利用を促進することにより，我が国の経済社会を循環型社会へ移行させていくことが，重安な課題の一つとされている中で，他のリサイクル関連制度とともに，食品リサイクル法も一層の定着、推進が図られている．平成13年の食品リサイクル法施行後．重量ベースでみた我が国食品関連業界全体における再年利用等の実施率は，平成13年度の37％から平成16年度の45％へと着実な向上を遂げており，一定の成果が認められるところである．