夢あふれる科学の世界に！

摘要

新年，明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。昨年も，不透明で先を見通せない景色が続き，まだまだ御苦労もあったことと思いますが，明日への光を感じる楽しい正月をお迎えになれましたでしょうか？2021年のノーベル物理学賞が，大気と海洋を結合させた物質の循環モデルを提案し，地球温暖化を予測するシステムの基礎を開発された，プリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎氏に授与されました。地球科学の分野で初めての受賞になるようです。二酸化炭素の濃度が気候に与える影響は，まさに我々が生きる日々の生活が，その命の器である自然をどう形作るかを定める話になります。自らの日々の生き方が自身の未来に大きく関わることに改めて気づかされ目が覚めます。