（3634）首都高老朽化の改善に期待

摘要

社会資本の老朽化が進んでいる。多くは高度成長期のまさに建設ラッシュの時期に急ピッチで建てられたものだ。高速道路·鉄道·水道管設備·小中高校など多岐にわたるが、今全国でこれらの老朽化が案じられている。そうした中、東京オリンピック開催が決定。その4カ月後、首都高速道路は大規模更新（建て替え、橋梁の架け替え、床板の取り替え）と大規模修繕（構造物全体の大規模な補修）を行う計画を発表した。オリンピック決定を機に予定を前倒して進める事となったこの一大事業。これまでにない規模で行われる本格的な修繕であるため大きな期待が持てる。