マールでのEPDM生産中止

摘要

ランクセスは3月19日，エチレンプロピレンゴム（EPDM）とブタジエンゴム（BR）の生産体制を見直し，最適化を図ると発表した。マール（ドイツ）でのEPDM生産を2015年度未で中止し，BRでも生産体制の再構築を図る。今回の生産体制の見直しは，現在の合成ゴム市場における供給過剰を考慮したもの。これにより，16年度未から年間2，000万ユーロのコスト削減が期待できるとしている。