迷いなく我が道を進む：ルノー ラグナ(RENAULT LAGUNA)

摘要

ルノーの旗艦といえば、4人乗りの高級スペシャル·ティカー“ヴェルサティス”があるが、これはフランスでの実感としてはトヨタにおけるセンチュリー、日産のプレジデントのような存在で、現実的なルノーの“顔”とは捉えられていないらしい。 むしろ1994年1月の発売以来230万台を売ったミドルクラス·サルーン、ラグナこそがルノーのアイデンティティを最も色濃く反映した車と認識されている。 そのラグナが昨年、フルモデルチェンジで3代目に移行した。 おりしもこのグラスではメルセデスCクラス、アウディA4が世代交代したばかり。 BMW 3シリーズ、プジョー407やシトロエンC5も健闘して激戦となっている。ますますプレミアム化が進むこの分野に6年ぶりに投入された新型ラグナの実力は？ フランスから報告する。