グループウエア：マイクロソフト，「ノーツ」のリプレース狙う－無償移行ツールでメール，カレンダ，ユーザー情報を移行

摘要

マイクロソフト（本社東京）がグループウエア「ノーツ／ドミノ」（米IBM）のユーザーを対象に，「Exchange」などのマイクロソフト製品へのリプレースをさかhに促している。 ノーツの旧バージョンR4.6 のサポートが2003年1月末で終わり，新版R6では開発環境がJavaに変わる，というタイミングを狙ったものだ。既存のノーツユーザーには，R4.6を依然として使っているユーザーが多いという。 2002年9月にはノーツ管理下のユーザー情報を，Windows2000Server などの「Active Directory」に移行させる無償ツール「Active Directory Converter for Lotus Notes」を発表した。 すでに，メールやカレンダの情報についての移行ツールはExchangeに添付している。 さらに基本的なデータベースアプリケーションも，「SQL Server」などに移行できるツールをまもなく提供する予定だ（図）。