NDE REPORT レポート：富士重，ブラックボックス化でCAE普及図る－設計者に向けてCADデータの変換や境界条件設定を極力簡素化

摘要

富士重工業は，汎用プリポストプロセッサ「HyperMesh」（米Altair Engineering社）を利用して「Lite-CAE」と呼ぶ専用の設計支援システムを構築。 CAEの設計者への普及を図っている。Lite-CAEは，CADからHyperMesh へのデータのインポート，メッシュ分割，境界条件設定といった一連の作業を簡素化もしくは自動化するためのシステム。7割近くの設計者が利用しているという。 当初はUNIXで登録コマンドを入力する単純なものだったが，GUI の装備や機能強化を重ね，2001年にはWeb版もリリースした（図）。