製品の目的を見失わずに順序立てて検討：正しい仕樣作りがモデリング作業効率化のカギ

摘要

今回からは，設計者が実際にどのような手順で設計作業を進めれば良いのかを細かく見ていく。 今回解説してもらうのは，製品企画から設計仕様に落とし込hでいく，モデリング作業に入る前のプロセス。 3次元CADを使わないこの段階の作業をどのように進めるかが，モデリング作業を効率化できるかの分かれ道となっている。前回で，仕様を優先したモデリングの手順が重要である＊ことは理解してもらえたと思う。 しかし，こうしたモデリング手順で設計を進めるようにしても，出発点となる仕様が正しくなければ意味がない。 そこで今回は，どhな仕様を，どのように考えていくべきなのかを解説する。