ランテックの次世代物流を担う新規格冷凍セミトレーラ: 新規格パレット24枚積載（14m超）冷凍セミトレーラ

摘要

ランテック（山中一裕社長）は、食品定温物流のトップランナーとして著名な企業であると同時に、ハード·ソフト両面において、日本の温度管理輸送業界をリードしてきた存在でもある。そのランテックが、2016年から運用を始めているのが「新規格パレット24枚積載（14m超）冷凍セミトレーラ」だ。新規格冷凍セミレーラは、同社が全国各地で整備を進めている物流ハブ拠点間を大量輸送しながら、ドッキング輸送（中継輸送方式のひとつ）によって長距離ドライバーの拘束時間を縮減させる、労働改革の担い手として期待されている。まさしく当世における）“トレーラ化”のメリットを追求する取り組みといえるだろう。19年中に冷凍セミトレ連結車22両が揃う計画だが、そのうちの20台が、同社史上初めての導入となる日本トレクス製セミトレで、18年以降は新開発の「PANECT冷凍バンセミトレーラVER245VE型」が順次納入されている。