色覚の神経生理学

摘要

ヒトやマ力クザルは三色性の色覚を持つ。 これは分光感度特性の異なる三種頬の錐体光受容器が網膜に存在することによる。 これらは最も長波長に感度の高いものから順に、L-錐体、M-錠体、S-錠体とよばれる(LはIong wavelength-sensitiveの頭文字、以下Mはmiddle、 Sはshort)c網膜内の神経回路の次の段階で.複数の錐体からの信号の差分が取られる。 この時，異なる種須の錐体間で差分が取られることにより、色の信号が作られる。