先の東京オリンピック後の湿式業界

摘要

『建材フォーラム』は個人的なはなしとなりますが、連載記事を書かせて頂いています。連載内容は、幕末·明治から昭和までの民衆建築に関わる左官仕上げの変遷であります。私の好きな司馬遼太郎の「坂の上の雲」の「まことに小さな国が、開化期をむかえようとしている。」に始まり、現在では、関東大震災前に時代が進みました。これから何年掲載が続くか私にも判断できませh。さて、オリンピック彼の湿式のありかたですが、ここで、私は先の東京オリンピック後の湿式は、どのような変遷過程があったのかを記載したいと思います。