コンクリート構造物長命化のセミナーを名古屋で開催

摘要

菊水化学工業㈱（遠山眞人社長）は2月23日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルにおいて、セミナー「名古屋リノベーション2011～コンクリートの長期延命～」を開催した。この催しは、昨年10月の大阪、11月の福岡に次いで開かれたもので、当日は、設計事務所、官公庁、ゼネコン、工事会社などから約450名の来場者があり、会場は賑わいを見せた。冒頭、外壁タイルの保護·改修工法に関するビデオ放映に続いて挨拶に立った遠山社長は、「当社は昭和35年の別業以来、シンナーを使わない水系塗料にこだわり、建築現場環境への配慮を重視するとともに、無機系材料を一貫して手がけ、建物の躯体保護、コンクリート構造物の改修など住環境のロングライフ化に務めてきた。平成22年には、左官材料製造の老舗、日本スタッコをパートナーとした。このことによって当社は、下地から仕上げまでのリノベーションを提案できる建築材料メーカーとなった。これにより、無機系の材料で下地から仕上げまで一体化させることが出来、建物の長寿命化により貢献できる。仕上材メーカーと下地材メーカーがパートナーとなることで、戦痕担保保証への対応など、これまで以上に施主の皆様の目線に近づき、その期待に応えられると確信している。