産業看護職職能団体の発展に焦点をあてて

摘要

連載第1回目は，米国における産業看護活動の全体的な歴史，特に，産業看護教育·研究がどのように発展したのかに焦点をあて，日本の現状との比較，今後の方向性について論じた。 連載第2回目も同様に，歴史を振り返りつつ，特に，職能団体として産業看護職がどのように組織化され，これらの職能団体がどのような役割を果たしたのかに着目することとした。そして，日本における産業看護職の職能団体の歴史的変遷を紹介し，その違いや共通点を含め考察したい。