JFEスチール、高効率曲げ加工技術「PRB法」開発トヨタ、大洋と共同で、高強度鋼管にも適用可能

摘要

JFEスチールはトヨタ自動車、太洋の3社共同で、高強度鋼管にも適用可能な高効率曲げ加工技術「PRB法（プッシュロータリー曲げ）」を開発したと16日発表した。 「PRB法」は、鋼管の円心方向に圧力を加えて絞り（縮径させ）ながら曲げ加工を行うという、全く新しい発想により誕生したもので、自動車の軽量化を目指す鋼管採用の可能性を大きく広げると期待される。鋼板や棒鋼の加工品を適用してきた自動車構造部材において、軽量化と構造の高剛性化を目的として、鋼管素材が使用されるケースが近年増加しており、チューブハイドロフォーミング等め加工技術の進歩によりこの傾向は加速してきた。 加えて、高強度化による軽量化の追求も進hでいるが、高強度素材、特に高強度鋼管の加工技術には様々な制約がある。