裸眼方式3DLCDの偏光部材に用いられる技術についてOptical Material Technologies for Autostereoscopic 3D LCDs

摘要

昨年初めより3Dテレビが市場で販売されるようになり，3D技術がマスメディア等では脚光を浴び，偏光板や液晶シャッターを用いた眼鏡方式の3D表示ディスプレイは身近なものとなってきている。また，昨年末には東芝より裸眼3D技術を搭載した液晶テレビが発売されるようになり1），裸眼方式技術についても注目されている。このように，大型の裸眼3Dは上記のように昨年末に初めて市場に出現し，これを皮切りにスマートフォンや携帯のゲーム機等への裸眼3D技術搭載が広がっているが，以前には2002年ごろに裸眼方式技術が搭載された携帯電話が発売ざれている2）。