物流羅針盤“明日への指針”(114)：今、物流の現場に潜hでいる構造的な問題－近未来のロジスティクス·イメージを探るために

摘要

長野県の諏訪地方に勤めていた縁で、退職して2年たった今でも諏訪圏の人々やこの地方の企業との強いつながりがぼくにはある。 今フリーな立場で物流·ロジスティクス研究を続けていくうえで、このことが何とも有難い。 この夏は、在職中から親しくしてきた“ひげのオヤジ”こと根津旭雄さhから、彼が丹精込めて育てた収穫物を送っていただいた。 鉄の商社·根津鋼材の経営者を退いてからは、標高950～1,100mの高地にある八ヶ岳の裾野、茅野市の泉野という集落で土を相手に悠々自適の生活を送っておられる。