放射線を使った医療画像診断の用途では、デジタル化の流れが急速に進hでいます。同様にこの流れは、非破壊検査の用途でも急速に拡大しています。特にIP(イメージングプレート)やFPD(フラットパネル検出器)を使った二次元検出器による検査がはじめられています。これら二次元検出器では蛍光体(輝尽性蛍光体含む)が使われたものが多く、蛍光体からの情報を直接または間接的に読み出します。IPでは専用のスキャナーが使われていてFPDでは半導体素子で直接読み出します。IP(CR-Compute d Radiography)とFPD(DR:Digital Radiography)ではそれぞれ特性が異なり、それぞれの特徴を生かしたアプリケーションで利用が進hでいます。本稿では非破壊検査で現在利用されている二次元検出器の特徴とその利用例について紹介します。
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