都市交通システムの海外展開日本のモノレール等の技術と経験を世界に

摘要

経済発展による都市化と、著しい交通渋滞が発生しているアジアや南米地域などの大都市においては、都市交通システムの必要性が拡大しています。国土交通省では、インフラ輸出に関する国際的な競争が激化する中で、日本が有する「都市交通システム等の整備における民間企業·公共団体·国の総合力」という「強み」を活かすべく、関係者が幅広く参加する「都市交通システム海外展開研究会」を2012年7月に設置しました。研究会設置後、我が国が有する技術·経験等を活用した海外でのインフラ整備プロジェクト等の実現に向けて、各国政府の都市交通に関する動きなどの情報の早期収集·共有に努めると共に、各プロジェクトの進捗状況を踏まえつつ、官民一体となって、トップセールスの展開等に戦略的かつ総合的に取り組hでまいりました。