マーポスが，計測のデータ処理を変える“マーリン”を発売

摘要

加工の現場では，完成した製品を，ゲージ等を用いて，その製品がOKかNGかの判定を行なっているが，これまでは，その具体的な値はあまり問題にされなかった。 しかし，より高性能が求められる製品の部品には，より高精度な形状精度が求められる。 たとえ許容範囲に入っていても，どの程度の値なのかが求められつつある。 次々完成する製品が，すべて許容内にあったとしても，その傾向を知ることができれば，前工程の加工機械を微妙に調整し，より精度の高い，より信頼性の高い加工を進めることもできる。 さらに，それらのデータを収集することにより，さまざまな角度から統計分析を行ない，より高度な管理を行なうことが可能となる。 ここで紹介する“マーリン”は，今現場で求められている，より付加価値の高い計測のデータ処理を実現する専用コンピュータである。