人手不足の解消に向けて、金属加工の町工場が協働ロボットUR3を導入

摘要

ユタカ精工株式会社は神奈川県相模原市で40年来切削加工に取り組hでいる。従業員数は14名で、主な業務はNC旋盤とマシニングセンターによる金属加工だ。顧客数は100社を数え、月400～500種類の少量多品種の注文に対応している。同社の悩みは、最近の多くの中小企業にも共通する深刻な人手不足だ。いくら募集しても応募がこないという状況に、多くの地方企業や中小企業が陥っている。ユタカ精工では、これまでにも、人手不足解消のために、ベトナムからのエンジニアの受け入れや、シニアや女性の雇用増大、障碍者へのバリ取り作業のアウトソーシングなど多くの手を打ってきたが、新しいトライアルとして、2017年にユニバーサルロボットの協働ロボットUR3を導入した。