愛知の鬼崎からニッポンの鬼崎へ～全国区を目指して，鬼崎の挑戦～

摘要

鬼崎漁協は、愛知県，知多半島北部の伊勢湾湾奥部に面し、木曽三川からの豊富な栄養塩の供給により、県内随一の良好なノリ漁場を有している　 ▏?）。 平成十四年度末の組合員数は一八九名（正，一六二、准二七）で、主な漁業種類はノリ養殖、採貝、小型底曳網、刺し網、一本釣りなどである。 ノリ養殖は、限られた狭い漁場ながらも、十四年度は六四経営体で、生産量は一億一〇五八万枚、生産金額は一二億七二一七万円に上り、児内では毎年ベスト3に入る生産枚数と生産金額を誇っている。 特に、漁期全体を通しての平均単価は、一枚当たり一二円前後と、股内では、群を抜いており、市場からも高く評価されている（表1）。