溶接構造アルミニウム合金橋『金慶橋』51年間経過後の状況

摘要

芦有開発株式会社殿が1961年に芦有道路（現芦有ドライブウェイ）に建造した金慶橋は，日本で最初に溶接およびリベット止め構造のアルミニウム合金製橋桁を採用した橋梁である。その橋桁は，国内で現存するアルミニウム合金製橋桁の中では最も古く，また，竣工後51年という長期にわたって清掃等人の手が加えられる事なくノーメンテナンスで使用されてきた。