韓国におけるクロムフリー系化成処理の採用事情と新技術「有色クロムフリー系化成皮膜」の紹介

摘要

主にアルミサッシとして使用される建築用アルミニウム合金材料の塗装市場において，米国バルクケミカルズ社のクロムフリー系化成皮膜E-CLPS~R2100シリーズが，すでに米国で80％以上のシェアを獲得してよL、た約20年前，日本のお憐韓国でアジア初のE-CLPS~R2100ユーザー（ソウルメタル社）が誕生した。それ以来，韓国ではE-CLPS~R2100ユーザーが増え続け，2015年4月現在で，建築用アルミニウム合金材料関係のメーカーとアプリケーター併せて21社の素地調整ラインに採用されている。そのクロムフリー系化成処理を施した材料は，一般住宅用としてだけでなく中·高層ビル，仁川空港やソウルシティホールなどの大型施設用に至るまで，幅広く採用が広がっている。