我が社の高反射率塗料「クールトップ」シリーズの特徴と適用事例

摘要

温室効果ガス排出量を規制する対象を広げるために省エネ法が改正され，2010年4月より完全施行となった。この結果，対象企業は改正前の10％から50％程度まで拡大するとみられている。このため，建築業界においても省エネ対策が進められており，遮熱塗料が注目されている。このガイドラインとして，日本塗装工業会がJPMS27「耐候性屋根用塗料」を制定し，日本工業規格でも，2011年を目処（めど）にJISが制定される予定となっている。また，「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律（グリーン購入法）」において，「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」の変更について閣議決定され，公共事業の品目に高日射反射率塗料と，高日射反射率防水が追加ざれた。