設計段階にファジー関数を使った機関室構成機器の重要度決定法

摘要

近年，船舶建造の競争は特に日韓間で職烈となりつつあり，造船業界は競争力アップのために設計と製品製造等の戦略を改善しつつある．その中の一つの方法にモジュール艤装を使う方法が考えられる．造船所は機関室のモジュール艤装することによっていろいろな利益が生み出される［1］．しかし，日本の機関モジュール工法の採用率は海外より低いことがわかった［2，3］．現在行われているモジュールは二種類に分類される．一つは系統重視型と呼ばれる方法であり，他の1つは配置重視型と呼ばれる．前者は同一管系統の機能品目を合わせた構成となっており，後者は集中して配置せざるを得ない品目を合わせた構成となっている．