Case 5 ：'Time to benefit' この薬の効果をいつまで（天国に いつても？）期待しますか？

摘要

皆さh，こhにちは。この連載もついに今回が最終ことなります。「ポリファーマシー」の問 題点や解決策，そしてさまざまな症例を通してさhと一緒に学hできました。木と向き合い (患者さh自身を知る），枝葉を整え（薬の有用性と副作用のリスクを評価する），森を育てる (多職種連携や地域全体の関わり）のステップにも慣れてきたでしょうか。第14回は患者さhの期待度が大きいベンゾジアゼビン（BZD)系薬剤について，そして在宅医 療時の薬物調整を行ううえでのボイントを解説しました。第15回は脂質異常症に対して使用され ているスタチン（HMG-CoA還元酵素阻害薬）の有用性と副作用，そして終末期ケアに関連する ポリファーマシーを取り上げます。また容易には解決できない問題に直面したときに助けとなる ツールについても解説します。それでは，孫の手を用意してみhなで楽しく学hでいきましょう！！