旭硝子が3D用鋳型材の新工場建設大和合金が国家公務員の研修に協力

摘要

旭硝子は関西工場高砂事業所（兵庫県高砂市）に、3Dプリンター用鋳型材料の工場を新設する。投資額は最大で10億円とみられ、2018年春ごろの稼働を計画する。同社子会社のAGCセラミックス（東京都港区）が4月に既存事業のセラミックスを使った同造形材事業に参入しており、本格的な市場開拓には量産体制の整備が必要と判断した。AGCセラミックスが近く建設に着手する計画で、造型材原料の生産設備や、原料とバインダー（接着剤）との混合設備などを整備。生産能力は年数百トンで稼働し、需要の伸びに合わせ増産投資も検討する。