野菜生産の新技術：イチゴの高密植栽培が可能な吊り下げ式高設栽培ベッド可動システム－作業時に通路幅を任意に変更

摘要

労働時間については，収穫と出荷·調製が半分以上を占めており，これらの削減については生研センターが開発中のイチゴ収穫ロボット導入で収穫時間の7割を削減することが前提になっている。このロボット収穫システムに対応することと収量増大を両立したシステムとして，密柏栽培に対応した吊り下げ式高設栽培の開発に取り組hでいる。収穫ロボットとの連携についてはプロジェクト終了時（2012年）にその全容を明らかにできる見込みであるが，ここでは増収効果が明らかにできた可動ベッドシステムについて紹介する。