切り返しせh定がブドウサンショウ樹の発芽と着果に及ぼす影響

摘要

ブドウサンショウ樹を切り返しせh定し，切り返し程度 が翌年の発芽や着果に及ぼす影響を検討した.結果母枝長によって3段階に分け，3段階の各々に対してせh定程度 を無せh定，弱せh定，中せh定および強せh定の4区を 設けた.切り返しせh定処理を行った翌年の発芽率,着花 穂新梢率，花数および果房当たり果粒数を比較した.その 結果，弱せh定区で花数，果房当たりの果粒数および結果 母枝当たりの果粒数が多くなつた.結果母枝長に関しては 中程度の長さで花数，果房中果粒数および結果母枝当たり の果粒数が多い傾向を示した.発芽率はせh定ぉ歧が強いほど高くなり，着花穂新梢率は中せh定区および強せh定 区で高い傾向であつた.