自動電気泳動装置（AES320）による新規セルロースアセテート膜，セレカ－VSPの臨床検査性能の評価

摘要

血清タンパク分画用セルロースアセテート膜（セ·ア膜）として広く普及しているセバラックス．SPは，それまで使用されていたセバラックスに比し，膜の孔径を均一にしたことで波形幣が回避され，電気浸透をほとhど無くしたことで塗布位置が－グロブリンより陰極となり，性能が向上した1）．今乱富士フイルム（株）の製造装置の老朽化にょり東洋濾紙（株）にセ·ア膜製造の事業か移管されることになった，すなわち，宮士フイルムのセバラックスーSpから東洋濾紙製造の新規セ·ア膜セレかVSPへ移行される土ととなった．ネこで，新規セ?ア膜の性鰭評価を日常分析で使用している自動分析装置により行った．特に本稿では，各種病態型に分煤された試料を用い，2髄のセ·ア膜の相関性および病態解析コメントの比較検討を行った．