白鳥正樹·三好俊郎編著「有限要素法による構造解析事例集 ―基本問題から実務レベル問題まで」

摘要

大量生産，大量消費の時代を終えたいま，市場の晴好の多様化により，設計者はこれまでよりも多くの設計に対応することを余儀なくされている．いかに早く，いかに安く，必要な規格を洞たした多様な商品を，市場に届けるか．設計者の悩みは深い．CAEはその悩みに対する一つの解決策である．本書巻頭言，いわく，「これらの手法を"設計のツール"として使いこなしたい，．」という欲求が強くなるのもうなずかざるを得ない．