ユーロピウムイオンをドープした発光性酸化チタンチノ粒子--単一粒子分光法による発光測定

摘要

単一粒子レベルでTiO_2ナノ粒子の発光挙動を調べることにより，アシサンダル測定では観測することができない興味深い現象を数多く見出すことができた。 特に，これまで提案されできたTiO_2の格子欠陥が関与したEu~(3＋)へのエネルギー移動過程の存在を支持する実験結果が得られたことは，学術的な面はもちろhのこと，応用面においても大きな意義がある。 今後，ドーバントの種類や空間分布に関する詳細な研究を進めることにより，全く異をる特性を有する発光材料を開発する手がかりを得ることができると期待している。