車体用非熱処理型Al-Mg系合金ダイカストの機械的性質に及ぼす組成と肉厚の影響

摘要

ヱンジン/パワートレイン系部品を中心に铸鉄铸物 (FC250)からアルミニウム合金踌物（ADC12)への材料置 換による軽量化はほぼ完了した.近年では鋼板プレス溶接 構造部品の置換としてADC3系合金（Sfefont-36系合金) ダイカストがー部使用されるようになってきた.しかし 熱処理工程やひずみ矯正がコストと生産性の上で課題と なっている.一方で欧州では非熱処理型のAl-Mg-Si系合 金であるMagsimal-59 (以下]Vfag. 59系合金）ダイカスト が車体部品に適用されつつある.日本においても過去に ADC6系をはじめとしたAl-Mg系合金ダイカストの研究が なされてきた.しかし車体部品への適用を目指した系統的 な検討が開示された例は限られている~(1,2,3)).日本研究では日 本ダイカスト協会とアルミニウム合金協会の合同研究委員会のもと，固溶強化型であるAl-Mg-Mn系合金の組成と ダイカストの肉厚が機械的性質に及ぼす影響を調査と，_フ ラックス処理等による溶湯処理条件と介在物の混入量の 関係をKモールドを丨丨]いて評価した.